地元至上主義とナショナリズムの高揚と貧困化
井の中の蛙という言葉があるが、
まさに最近のネトウヨや地元至上主義ってこれが要因だと思う。
でも、若者が周りを見ないからだー!保守化してるからだ!
といっても何も解決しないので、どうしてそうなったかをちゃんと分析しようと思う。
思うに、理由は若者世代、およびその親世代の貧困化が原因ではないだろうか。
貧困化のため、進学も親元から通える地元限定、海外留学も困難になるというのが理由だと感じる。
以下は下宿生の仕送り金額分布である。
参考 http://www.univcoop.or.jp/press/life/report.html
仕送り10万円以上が大きく減少していることがわかる。
もっとも、昨今仕送りの額が上昇傾向にあるため、今後この傾向が変わっていくことはありえる。
また、私大の関東ローカル化が進んでいるという指摘もなされている。
http://snn.getnews.jp/archives/137869
そうなると、若者たちは選択肢のない中生きていかなければならない。
しかも色々なものを見ることも出来ない環境である為、
地元最高!や日本最高!と思い込むしかなく、偏狭な地域主義、ナショナリズム主義が強化されるのではないだろうか。
私自身も地元のローカル大学に通ってるけど、偏差値がその地元で一つ抜けているせいか、何か自分たちが最高!みたいに勘違いしてる人が多い。
そして、大体外と交流して痛い目にあうんだよねー。
んで、外の人たちをちゃらいだのなんだの言って叩き出す人の多い事。
これは1地域の1大学の話だからまだ良いけど、これが日本全体に広がったら、
それこそ恐ろしい方向になると思う。(てか、これってもう広がり始めていると思う。外国人に対する目線とか。)
だけど、これって、やっぱ一個人の問題にしたらいけないし、している限りでは何も
解決しないと思う。
だから、国全体として富める政策であったり、国際交流・就学支援ってこれからの時代、何倍も重要になってくる。
私の後輩たちにはそれなりのチャンスが与えられて欲しいなぁと思ってこのブログを締めることにします。