東京移住日記

ガンダーラを探して

少子化について

もう少子化を止めようとするのは無理である。


少子化について、どうしたら良いかという議論がずっとされてきてるように、有効な政策がなく、先日新生児数の数が100万を切ったというニュースを目にした。


私は今まで国の政策が誤ってるため、少子化なのかと思っていたのだが、フランスも出生率が下がっていると耳にした。

https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXMZO4464102010052019000000

元々フランスの場合、移民、それもイスラム系が出生率を上げてるということであったが、イスラム系移民をもってしても出生率は下がるのかと衝撃を受けた。

また福祉が充実していて男女平等政策は日本より進んでいるはずのフィンランドは日本の出生率と同じくらいである。

https://ecodb.net/country/FI/fertility.html


私の中の少子化観が全く変わった。

今までは経済的要素から子供を持たない人が増えたのかと思ったが、どうも変数として大きな役割を与えてるのは経済的要素だけではないようである。


よくよく考えると、都道府県別の出生率もかなり日本国内で格差がある。

最高は県民所得最低の沖縄、そして上位は福岡県を除く九州が並ぶ。

経済的要素が本当ならば、一都三県やひいては愛知が上位に来なければ変である。

https://r.nikkei.com/article/DGXLASFS23H2P_T20C16A5000000


子供の数に関する意識調査の欧州の国との国際比較を見ると、なんと希望する子供の数は日本はフランスの2人を上回っており、2.2人である。どの国もそんなに変わらない。

https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/research/h27/zentai-pdf/pdf/s3_2.pdf

関係ないけど、内閣府の調査なのに、なんでこれさほど世の中に出ないんだろうね。




※随時加筆修正します