東京移住日記

ガンダーラを探して

困った九州男児をなんとかする方法+女の人生の選択について

長文注意です

 

ようやく時代が私についてきたのか←

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たぶん、この決心をした妻・娘はいったん外に出た人でしょうね。じゃないとここがおかしいなんて気づけないし。マスコミの報道も偏っているので、偏った形で受け取ってしまう気もしています。

 

時代が私についてきたは嘘ですが、この男尊女卑文化を止めるには、九州にいながらにして、いくつかの状況が整う必要があり、状況が足りない場合は、それを補うように努力をしないといけないと思います。

(少しキツイ書き方をしているので、閲覧注意です)

 

・親世代が自分が決めた選択通りに好きに生きる事、生きなおそうとする事

→親が自分の人生を生きていないと、昨今の個人至上主義の子供の人生に違和感を感じてしまい、ストッパーになってしまうかもしれません。確かに守ってきた過去の価値観はその時点では大事なものだったのでしょうが、今は個人が自分の人生を生きてもいい時代です。あなたにもあなたの人生を生きる権利があります。

・ある程度の経済力(関西圏、首都圏に奨学金込みで下宿に出せるだけ)

→ある程度転職のしやすい医療職などの専門職に進む訳ではないのなら、大学時点で、絶対に外に出してください。特に娘。

・男女対等の価値観にキャッチアップするだけの人とのつながりやリサーチする姿勢や覚悟が必要

→求めてたもの、かもしれませんが、結構この価値観を受け入れるのってつらいです。自分に有利なものばかりでもないし、どうして私ばかりこんな不利な環境で生きてきたの、って気分になります。

 

個人で実行するにはハードル高すぎて厳しいと自分で書いてて思います。特に経済力は地方出身の娘の場合、なんだかんだいってライフイベントに左右されがちなのと、あえてきつい言い方をすると首都圏出身の女性との競争でスタート時点ではどうしても後塵を拝する可能性が高いので、大学4年もしくは就職後で巻き返せないほどの差がある事もザラだしで、男女のお賃金の格差もあるので、奨学金の借り入れ額にはセンシティヴにならざるを得ないでしょう。

 

あとは、男尊女卑文化をよしとしている人も相当います。その人たちの目線とかに反発するのもキツイだろうし、その人たちの文化を侵食するのもよくないと思います。そこはそこでうまくいっているんだろうし。

 

そして、どうして女性側だけがこんなに努力しないといけんの?と私は思います。

 

でも、一つだけ比較的簡単な方法があります。

それは、困ったちゃんな男を関東へ転勤させる事です!!!

・偉そうにしている男は仕事上で総すかんを食らう

→これは男女ともです。すごい稼いでいない限り、基本的に家事は夫婦でやるべきものだと言われます。社風や労働時間にもよるので必ず言い切れませんが…

・横やりを入れてくる親戚と距離置ける

→若い世代の場合、男性も家事育児をやろうという意識がある場合も多いでしょうが、親戚ブロックが課題になりがちな気がします。

これで九州の夫婦関係て大半が片付くと思います。

ただ、その場合は妻側も何かしらの仕事をする事が必須になってくる(文化的にも経済的にも)と思いますが、たぶん現時点で専業主婦ってそんなに多くないと思うので、たぶんこのハードルはたいして問題にならんと思います。

たぶん関西でもだいぶマシになると思うんですが、関西は男尊女卑文化がまだなんだかんだで根強いので、関東のほうが良いですよ。

人生の早い段階で関東に出したほうがお互いたぶん楽だと思います。若いほうが価値観が柔軟っていうし。

大学時点で九州を出て、関東の大学に進んで偉そうにしている九州出身の人ってそんなにいませんでしたので、たぶんこれが一番楽だと思います。むしろ情に厚く優しい事も多いです。

と言ってもコレもそんなに簡単な方法じゃないとは思うのですが…

 

ホントはこの問題って九州全体の問題として大きく取り上げられるべきで、大学なり行政なりが引っ張っていかないといけないと思うんですけど、社内外の男女ともにウケが悪くてひっこめるんだろーなと言うのは簡単に想像つくので、外部の支援ってあんまり期待しない方が良いかなぁと…

 

・・・ここからは人生の選択肢について考えてみました。

ただ、地方で生きたいと思っても、最近はずいぶん変わってきているのではないかと感じています。

なんでかというと、優秀な男性は地方から出て行って、優秀なのは女性ばかりという構図が一層強化されていると思うからです。女性でも活躍できるシステムを考えないと、と考えているベンチャー中小企業は相当多いと思うので、親とかを無視できるメンタルがあり、結婚・出産を望まないのであれば、結構自由に生きれるんじゃないかと思います。(大企業はそれなりの男性を雇えるのでダメです)

優秀な女性が残る傾向もいつまで続くのか、危機感を持ってる企業も多いはずです。

出産を選べば、日本の中では東京ですら女性は経済的な面で人生が不利になるのは変わりません。

産休育休制度も不十分で、正社員で仕事を続けられるのは福利厚生がいいところに就職したかつ体力知力がすごく、実家が近くにあるか、旦那が専業主夫か家事育児にすごく理解があり、収入が高いスーパーウーマンだけじゃんと感じています。

この時点でシンガポールのような住み込みのシッター制度でないと難しいと思うのですが、おそらく日本の文化、経済力ではほんの一部でしか使えないでしょう。海外に行くか、家事・育児の分担を喜んでやってくれる男性を探すしかありませんが、両者ともハードルはそれなりに高いです。

ここは私もまだ迷っているところで、出産は上記の状況にあてはまらないかぎり、よほど優先順位が高くなければあきらめるのが第一選択じゃないか、と思っているのですが、それはなんかベストな選択肢ではない気がするので、もうちょっと考えたいところです。

ここまでは比較的きれいごとを中心に書いてますが、次の記事ではもう少し踏み込んだ事を書きます。