東京移住日記

ガンダーラを探して

環境が人を作るけど、人も環境を作れるという話

私は今、最終学年で大学生活の総決算をやってる訳なんだけれども、本当に大学生活は楽しくなかった。

なぜ、楽しくなかったのかというと、自分の所属大学(というより学部かな)のカルチャーに合わなかったから、に尽きると思う。
ただ、合わないから距離を置けばやり過ごせる程度だったら全然良かったんだけど、
合わなさすぎて自分にとって、毒になる部分が余りにも多すぎた。
客観的に見て恵まれた環境だと思うし、周りの人もそんなに悪かったわけじゃない。
でもどうしても合わせられなかった。合わせようと頑張った結果、精神も病んだし、自分に自信もなくした。
本当に人の目ばかりうかがう卑屈な人間になってしまったと思う。昔は強気な方だったのに。

これが、タイトルの環境が人を作るという話。

だけど、最近は精神のバランスもだんだん取り戻せてきたと思う。

それは、新たな人や環境と出会い、今いる環境が全てじゃないと分かったから。
前の元気だった頃の自分の考え方を肯定してくれる人・場所と出会えたからだと思う。
どうして、そんな環境に出会えたのか、というのが不思議でならなかった為、
振り返ってみると、自分が真にやりたい事を追求してたからだな、という事が分かった。

私は幸せな事に精神を病んだ時に助けてくれる友人がいて、支えてもらっていた。
でも、それじゃダメだった。どうしても私の弱さで、友人たちの厚意を受け取る事が出来なかった。

そんな時に、やりたい事をやったり、やらざるを得ない状況に追い込まれ、その環境下で多くの人と出会えた。
そこでは、今までなかった考え方と出会えたり、今いる環境と正反対の環境がある事を知る事が出来て、閉塞感が一気に減った。
素の私でいた方が良い、といってくれる人とも出会えた。

なので、自分自身も環境を作っていけるという事を学んだ。

ただ、逃避の為にやった事はだいたいうまくいかなかった。きついから逃げ、という事では良い出会いは出来ないし、
せっかく出会えた人たちとの縁も台無しにしてしまった経験もたくさんある。

助けて欲しいという気持ちが強すぎて、寄りかかりすぎたり、相手の事を過度に理想化してしまったり。

正直今でも不安は強いままだし、残りの大学生活を送る事もなかなかに自分にとっては大きな課題で落ち込んでしまうけど、
興味のある事に飛び込むことで、少しでも実りあるものに出来ればよいな、と思う。